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リハビリテーションとは

リハビリテーションでは、病気やケガなどによって難しくなった動作を、
出来る限り自分で行える様に練習し、自律した生活を送ることができるよう支援させていただきます。
練習はリハビリ室だけでなく、病室/病棟/屋外など、生活場面に合わせていろいろな場所で行います。

  1. 理学療法:PT

    運動療法や物理療法などを行い、日常生活に必要な基本となる動作(起きる、座る、立つ、歩くなど)を練習し身体の動きが良くなるように支援します。

    1. 運動療法
      筋力や関節の動きを改善し、運動能力を高める。
    2. 物理療法
      温熱療法などを行い、痛みや循環の改善を図る。
  2. 作業療法:OT

    手の動きや日常生活動作(食事、更衣、トイレ、入浴など)、家事動作の練習などを行い、安全に生活できるようになるよう支援します。また、手作業や読み書き計算などの活動を通して、物事を考える力や集中して行う力をつける練習を行います。

  3. 言語療法:ST

    ことばがしゃべりにくくなった方に対して、話す/ 読む/ 書くなどの練習を行い、コミュニケーションがとりやすくなるように支援します。また、食べたり飲んだりしにくくなった方に飲み込みの練習や工夫などを行い、安全に食事が摂れるよう支援します。

リハビリテーション部 科長挨拶

リハビリテーション部科長 山田

2025年1月より、リハビリテーション部の科長を拝命しました、山田と申します。
2001年より当病院の作業療法士として勤務し、主に高次脳機能障害を有する脳血管障害の方やパーキンソン病の方などのリハビリテーションに従事してきました。今後は、各職種の強みを発揮しつつチーム力を高めていくために尽力していきたいと思っております。

現在、長崎北病院のリハビリテーションスタッフ数は150名を超え、外来-入院-通所-訪問とリハビリテーションの提供体制は充足してきました。しかし、多様な疾患やさまざまな状態の対象者ひとりひとりに応じた、質の高いリハビリテーションを提供するためには、専門的な知識と技術を追求し、学び続けることが必要です。倫理観や価値観を大切にしながら、対象者と家族の方が「その人らしく」生活できるように、支援の幅を広げていきたいと考えています。

また、高い専門性を発揮していくためには「根拠ある治療の提供」が重要です。そのためには、患者さんへの治療結果の振り返り、新しい技術の習得、学会での研究発表など、学術的な研鑽を重ねていくことも大切な取り組みとなります。学術的な裏付けのもと、最善のリハビリテーションを提供できるようスタッフ一丸となって取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

リハビリテーション体制

当院では、総員約150名(PT:80 OT:60 ST:10)のリハビリスタッフが各病棟に配属され、各病棟の患者さまのリハビリを行っています。
医療療養病棟(7F)39床
パーキンソン病等の変性疾患
病棟専属リハビリスタッフ
約20名
回復期病棟(5F・6F)各40床
脳血管疾患
圧迫骨折頚部骨折
廃用症候群等
病棟専属リハビリスタッフ
約30名ずつ
急性期病棟(3F・4F)各40床
脳血管疾患の亜急性期
変性疾患の増悪
循環器・呼吸器疾患等
病棟専属リハビリスタッフ
約20名ずつ
リハビリテーション室(2F)
受付・外来(1F)
外来リハビリ・脳リハビリ
通所リハビリ・訪問リハビリ
専属リハビリスタッフ
約30名
チーム医療による集中的なリハビリで患者さまの回復を支援します!

当院ではリハビリスタッフや医療ソーシャルワーカーが病棟に配属されているため、より蜜に医師や看護師、他コメディカルと連携することができます。頻回なカンファレンスや回診などを行い、チームアプローチで患者さまの回復を支援しています。

入院から退院までの流れ

1
入 院

リハビリが必要と主治医が判断すると主治医より「リハビリ」が処方されます。リハビリスタッフは現在の身体状況を把握するために「リハビリ初診」を行います。

2
リハビリ開始

リハビリスタッフは、その方の身体状態に合わせてプログラムを作成し、リハビリが開始されます。リハビリは身体状態やその日の検査予定などを考慮し、1日あたり2~3時間実施します。回復にあわせて随時、プログラムを変更しながらリハビリを行います。

3
面 談

入院中は面談や話し合いを行い、リハビリを行う上での「目標」や「入院期間」などの今後の方針を決定します。必要に応じて、退院後に介護保険サービス等を利用できるように介護保険の申請を行います。

4
家屋改修・外出外泊練習

通常のリハビリを行いながら、必要に応じて実際に自宅を訪問し、家屋状況を確認します。その際、退院後に生活しやすくなるように「家屋改修」などの提案や助言を行います。改修後は「外出・外泊練習」などを行い、退院後の生活に向けた練習や調整を行います。

5
退院支援・退院準備

退院前には退院後の生活に関わるスタッフが集まり、話し合い(ケア会議)を行います。また本人や家族に自宅で行える自主トレの指導や動作指導、介助指導などを行い、退院となります。

6
退 院
7
在宅リハビリ(外来・通所)

入院から在宅まで連携したリハビリ

当院では、急性期一般病棟・回復期リハビリテーション病棟・医療療養病棟を有し、外来リハビリテーション、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションなど幅広いサービスを提供しています。患者さまの状態に応じて、入院から退院後の生活まで切れ目のないリハビリテーションを実践しています。
また、法人内には井上病院(急性期)、出島病院(緩和ケア病棟)、訪問看護ステーション、通所リハビリテーションなどの関連施設があり、それぞれの機能を活かしながら連携しています。病院・在宅・施設をつなぐ地域包括ケアシステムの実践を通じて、患者さまの生活を継続的に支えています。