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Education System

教育制度

当院の教育体制

より質の高いリハビリテーションを提供し、患者さんと職員双方の満足度向上につなげることを目的として、2026年度より教育体制を刷新します。

  • 教育方針として6つの柱と4つの行動計画を掲げています。人材を「人財」と捉え、一人ひとりの成長を支援するとともに、組織全体の成長につながる仕組みづくりを推進します。
  • 多様なライフステージにある職員が継続的に成長できるよう、「学び続けられる組織」の実現とキャリア形成支援を目指します。
  • 職位や経験に応じて段階的に学べる教育体制として「教育ラダー」を導入するとともに、現場におけるOJTの充実・強化を図ります。

6つの柱

行動計画

1.「プロフェッショナル」の育成

  • 疾患に応じた質の高い臨床推論力と治療技術の習得
  • 職種別専門スキルの取得
  • 経営資源を理解したマネジメントの推進
  • 地域貢献のための体制構築

2.法人内で「学び続けられる」教育体制作り

  • 教育ラダーの整備とOJT体制の確立
  • キャリアプランに応じたローテーション・支援

3.学術活動「発表、執筆、進学」の推進

  • 学術支援体制の整備と支援人員の育成

4. 自律的人材の育成と定着

  • 心理的安全性とエンパワーメントの促進
  • 次世代リーダーの育成

当院の人材開発・育成体系

当院では、「学び続けられる組織づくり」を人材育成の基本方針としています。

新人から中堅、ベテランまで、それぞれのキャリアステージに応じて成長できるよう、OJTとOff-JTを基盤に、学会活動や資格取得支援などを組み合わせた5つの学術支援体制を整備しています。

知識や技術を学ぶだけでなく、学んだことを臨床で実践し、振り返りを通して次の成長につなげることで、患者さんへより質の高いリハビリテーションを提供できる人材の育成を目指しています。

プロフェッショナル

臨床において核となる専門領域を確立し、マネジメント能力も活かして人材開発・育成に勤しむとともに、組織ビジョンに沿って全体最適を考え、業務改善に主体的に取り組める人材(マネージャー+エキスパート)。

マネジメント

組織の目標達成に向けて、「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を最適に活用し、計画立案から実行、評価までを統括して成果を最大限にできる人材(マネージャー)。

エキスパート

特定の分野(専門領域)において深い知識や豊富な経験を持ち、高度な技術や判断力を有し、後輩指導や業務改善に貢献できる人材。

オールラウンダー

多様な疾患・病期における幅広い知識と経験を持ち、様々な状況や役割に柔軟に対応できる人材。

サステナブルプレイヤー

出産・育児・介護・治療・障害雇用等の状況に応じた働き方の中で、勤務形態の柔軟性を活かしながらも、臨床において専門性・臨床力を継続的に発揮できる人材(5等級相当を目安)。

クリニカルプレイヤー

5等級より上のクリニカルラダーやマネジメント・エキスパート・オールラウンダーラダーへ進まず、臨床において患者対応・評価・実践を主軸とし、専門職として直接的な臨床力を発揮できる人材。

ローテーション制度

部署をローテーションしてさまざまな疾患を経験します

必須ローテーション

  • 対象:新人からおおむね4年目までの間
  • 異なる病期・疾患を経験できるよう、急性期(一般病棟)、回復期リハ病棟などの異動を行います。

教育ラダー

「今、何を学べばよいか」「次に何を目指せばよいか」が分かるよう、当院ではクリニカルラダーとキャリアラダーを導入しています。

経験年数や役割に応じて必要な知識・技術を段階的に習得できるため、入職後も目標を持って成長することができます。

新人から中堅・ベテランまで、それぞれのキャリアステージに合わせた学びを支援し、専門職としての成長を後押しします。

新人教育研修

新人教育プログラムに関して、4月から当院の特徴を踏まえた新人教育カリキュラムに取り組みます。カリキュラムの中に、所属部署での見学時間を設けて、少しずつ雰囲気に慣れていただきます。講義や実技指導を通して、リハビリを実施するために必要な知識や技術を習得し、実際の臨床場面に反映させていきます。

理学療法(PT)Aさん

長崎北病院は多職種との関わりが多く、分からないことがあったときは先輩方が優しくアドバイスや指導をして下さいます。また頻繁に開催される研修や勉強会等を通して様々な知識を習得し日々頑張っています。

作業療法(OT)Bさん

長崎北病院では出逢う先輩方がとても優しく、多様な専門知識や手技、素朴な疑問までを丁寧に教えてくれます。また新人のうちから自己目標を持ち、先を見据えて仕事に取り組むことができることも魅力のひとつです。日々、分からない事や不安なことも出てきますが、相談して解決していける環境があるからこそ日々前進できていると感じています。

4月

4月はリハビリの基本的倫理や各病院のリハビリについてなど、リハビリを実施するにあたっての基本的な知識を講義や実技を通して学びます。

講義やグループワークなどを通してさまざまな知識を学びます。

看護師による吸引の実技研修を人形を用いて行います。

臨床場面に必要なさまざまな技術を実技研修を通して習得します。

5月

  • 新⼈研修は、定期的に⾏います。臨床場⾯では、1⼈ひとりのペースに合わせて、患者さまを担当します。指導者が新⼈チェックリストに沿ってサポートしていきます。
  • 2年⽬になると、1年間の経験のまとめとして「院内発表会をリハ部全体で開始して、ディスカッションを⾏います。
    その後、県学会などに繋げていけるようにサポートしていきます。

院内勉強会

当院では、クリニカルラダー・キャリアラダーに沿った年間研修計画を作成し、スタッフの成長段階に応じた学習機会を提供しています。研修内容は、基本動作やADL支援、装具療法、促通反復療法、呼吸リハビリテーション、神経難病リハビリテーションなどの臨床技術に加え、高次脳機能障害や栄養、マネジメントなど多岐にわたります。また、医師による勉強会も定期的に開催し、画像所見や疾患理解など、医学的知識の習得にも取り組んでいます。

ラダーに沿った研修例(理学療法士)

若手スタッフは「歩行(基礎)」や「基本動作」などを学び、経験に応じて「歩行(応用)」「先進機器活用」などの専門的な研修へステップアップします。さらに、後輩指導や研修運営など、教育者としての役割も担っていきます。

現場教育(OJT)

OJTについて

OJT(On-the-Job Training)

現場で学び、現場で成長する

先輩スタッフによる日常的な指導やフィードバックを通じて、知識と技術を実践力へとつなげます。患者さんへの関わり方や臨床推論など、現場だからこそ学べる力を養います。

Off-JT(Off-the-Job Training)

体系的に学び、視野を広げる

院内研修会や勉強会、外部講師による講演会を定期的に開催しています。最新の知見や専門的な技術を学び、臨床の質向上につなげます。

OJTの実例:片麻痺患者への上肢治療

先輩のフォロー・説明

触り方誘導の仕方、理由の説明、同じように取り組む(実践)

アライメントの見方、電気の貼り方、介入の手順して見せて、真似してみせて、やってみせて(段階づけ)

実際にやってみて、経験を積む関わりを通して、学びを深める

学術支援体制

1. 特別奨学資金貸与制度

当院では、職員の自己研鑽を支援するため、特別奨学資金貸与制度を設けています。

資格取得や大学院進学、専門分野の学習など、新たな挑戦に必要な学びを経済面からバックアップし、長期的なキャリア形成を応援します。

2. 学会発表・論文投稿への支援

「実践」を「発信」する力へ

学会発表や論文執筆に向けて、テーマ設定から分析、抄録作成までサポートします。
日々の臨床経験を学術的な成果として発信できる環境があります。

3. 学会/論文への直接的支援

一人で悩まない成長環境

経験豊富なスタッフが相談役となり、臨床の悩みやキャリア形成をサポートします。
「何を学べばよいかわからない」という段階から、一緒に成長を考えていきます。

4. 研究支援

OJTで実践力を磨き、Off-JTで知識を深める。さらに研究活動や資格取得を通じて専門性を高める。私たちは、一人ひとりが「学び続ける専門職」として成長できる環境づくりを大切にしています。あなたの「成長したい」を、私たちが全力で支援します。

学会発表への支援

若手の場合

徐々に難易度をあげていき事例発表を経験を積んでいきます。

  1. 県学会
  2. 九州学会
  3. 全国学会
臨床研究に取り組みたい場合

大学院も1つの選択です。大学院に入る前に経験値をあげておく とよりスムーズな研究に繋がりやすくなります。

  1. 先輩の研究に参加しデータ取りや流れを経験
  2. 大学のゼミに参加し先輩の研究を学ぶ
2023年度2024年度2025年度
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発表している学会、学術大会など
全国日本神経学会学術大会
パーキンソン病・運動障害疾患コングレス
日本作業療法学会
リハビリテーション・ケア合同研究大会
日本神経理学療法学会学術大会
日本高次脳機能障害学会学術総会
日本認知症学会学術集会
日本臨床リウマチ学会
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
九州九州理学療法士学術大会
九州作業療法学会
県内長崎県作業療法学会
長崎県理学療法学術大会

学術活動 

パーキンソン病学会は他職種も一緒に発表しています。

長崎大学ゼミメンバーも一緒に日本作業療法学会